はじめに
github.com
ここで公開している 3D モデルを使用するときに気を付けてほしいことを書いていきます。
ライセンスについて
リポジトリにもある通り、 CC BY-NC-SA
ライセンスを採用しています。
ライセンスの詳細は公式サイトで確認してください。
creativecommons.jp
禁止事項
このモデルをもとに立体物を生成し、生成したものを販売する行為
これに尽きます。 NC
を付けたのもこれが大きいです。
なぜダメなのか
自分で言うのもおかしいですが、かなり精巧にモデルを作っています。
もしかしたら、このモデルをどっかの工場に出して、金型を作って、射出成型とかしたら、それなりの海賊版製品ができてしまうかもしれません。
だからこそ禁止です
そんなことをしたら、販売元の権利侵害です。
また、縮尺を変えて立体化したものの販売も同様に禁止です
Big Switch のように、縮尺を変えた製品を販売元が今後販売する可能性があります。
そうすれば、やはり海賊版であり、権利侵害です。
なので、そのような使用が発覚した場合、公開を停止するかもしれません。
でも立体化したい
個人利用の範囲なら、いくらでもして大丈夫です。
工場に頼んで射出成型しようが、 3D プリンターで出力しようが、 販売さえしなければ 問題ありません。
その他
3D モデル自体を売ることも禁止です。(クリエイティブコモンズの NC
条項に準ずる)
このモデルを使って作ったキーボードの 3D モデルをアセットとして売る、というのはたぶん抵触します。
まあ、このモデルは「精巧に作ること」を目的として作っているため、ゲームとかの小物にするには部品多すぎて向かないと思いますが。
大丈夫なこと
上記のことに気を付けてもらえれば、だいたい何しても大丈夫です。
例
- KiCad で販売目的の基板のフットプリントの 3D モデルとして紐づける
- この場合、モデルは成果物には含まれないので(成果物は基板)
- 販売目的のキーボードのプロモーション用レンダリング画像などに使用する
- これも、販売するのは「キーボード」であり、スイッチなどのモデルは見栄えを整える小物・飾りであるので
- クリエイティブコモンズで言うところの「商用利用」がどの範囲まで及ぶのかいまいちわかってませんが、俺(権利者)本人はそのような使用方法を問題にすることはありません
- 3D プリンターなどで出力して遊ぶ
- 3D プリンターなどで出力したものを、即売会のブースや店に飾る(飾るだけで販売はしない)
おわりに
まあ、常識的な範囲のことかと思いますが、こうして明文化しておく方が安心かな、と思ったので書きました。
結論 CC BY-NC-SA
に反しなければ何してもいいです。
それでも気になるなら Twitter にリプでもください。